11月26日(土)から沖縄市コザにあるスペース「space tropical」で展覧会が開催されます。
沖縄県内を中心に活躍する若手アーティストを5名が出展しています。
また、オープニング&クロージングにはイベントも行う予定です。
ご興味がある方はぜひとも足をお運び下さい。
以下、詳細となります。
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Open Okinawa 沖縄幕開け! 展
会期:11月26日(土)~12月04日(日)
会場:space tropical( 沖縄市中央1-16-10 2F) 地図
入場料:500 円
参加アーティスト:石川竜一、浦田健二、須藤系、平良亜弥、吉濱翔
■概要
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2011 年、前島アートセンター(MAC) が解散宣言をし沖縄のアートシーンが転換期を迎えている今、これから私たちアーティストたちに何が必要か、何をすべきなのかを模索していくとともに、新たなアートシーンの幕開けを歓迎するセレモニーとして展覧会を開催。また本展示の会場は、今年から始動した「沖縄アートプロジェクト」の空き店舗再生事業により生まれたアトリエであり、そういった空間から現代アートと沖縄の地域的歴史的特異性との関わり方についても考えていきます。
■参加アーティスト
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石川竜一 Ishikawa Ryuichi
写真家、舞踊家。沖縄県宜野湾市在住。
1984 年12 月8 日 沖縄県宜野湾市生まれ
2009 年から前衛舞踊家 しば正龍に師事。2010 年からは写真家 勇崎哲史に師事
〃 写真展「脳みそポートレイト」沖縄県民ギャラリー
〃 写真展「瞑」カメラのモリヤマ ART ギャラリー
浦田健二 Urata Kenji
1984 年うるま市生まれ
2010 年 沖縄県立芸術大学大学院造形芸術研究科 環境造形専攻 絵画専修 修了
油彩・版画・CG など平面を主軸にしつつ、写真・映像や音楽など、様々なメディアをクロスオーバーさせた表現が特徴。
須藤系 Sudo Kei
埼玉県生まれ
沖縄県立芸術大学大学院絵画専修修了
「ありふれているもの、かすかな存在、気づくといつもそこにあるもの」をテーマに、匿名性・平面性・希薄さ・平穏・忘却・憧れ
などをキーワードにして、写真や記憶をもと
平良亜弥 Taira Aya
1981 年那覇市生まれ。
琉球大学教育学部美術教育専修卒業。
身近に当たり前にある、普段気に留めることなく流れて行く景色や現象をレイヤーのように分離させることで新しい定点を加え、「 ここ」「どこか」といった場面を起ち上がらせる作品を制作。
吉濱翔 Yoshihama Sho
1985 年沖縄県生まれ。
沖縄県立芸術大学美術工芸学部絵画専攻卒業。
在学中より沖縄県内での即興演奏、実験音楽等の企画を多数開催するほか、音をモチーフにしたドローイングや写真作品サウンドパフォーマンス / インスタレーション等を発表している。
■関連イベント
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【トークイベント& オープニングパーティ「アートとどう関わるか? 実践的芸術関係論」】
日時:11 月26 日(土)19:00 ~ 21:00
ゲスト:藤田千彩、土屋誠一(司会:介川貴晶)
参加費:500 円
作品と対峙した時、その体験をどう評価し伝達していくか。それぞれの立場のパーソンが今までの活動を振り返りなが
らでアートとの関わり方について論議します。トーク終了後にオープニングパーティを行います。
藤田千彩(アートライター)
1974 年岡山県生まれ、東京在住。大学卒業後、某通信会社に就職し、社内報編集を手掛ける。5年半のOL生活後、フリーランスのアートライターとして独立。『美術手帖』など雑誌やウェブサイトにアートの文章
を書いていると同時に、N-mark 野田利也とアートウェブマガジン「PEELER」 http://www.peeler.jp を2005 年2 月より立ち上げ、主宰・編集を行う。また「ギャラリー巡り」など、美術鑑賞を促す活動も積極的にしている。2011 年度愛知県立芸術大学非常勤講師。
土屋誠一(美術批評家・沖縄県立芸術大学講師)
1975 年、神奈川県生まれ。多摩美術大学大学院修了。2009 年より、沖縄県立芸術大学講師として着任。専門は近・現代美術史、写真論。2003 年、「芸術評論募集」(美術出版社主催)での受賞をきっかけとして、美術批評家としての活動を開始する。執筆や関心の領域は、現代美術のほか、写真論、メディア論、サブカルチャーに至るまで多岐にわたる。論文に「平面・反復・差異アンディ・ウォーホルの二連画について」、「戦時体制化の写真批評瀧口修造を読む」、「デジタル・イメージ論」など多数。企画した展覧会に「disPLACEment――『場所』の置換」(2005 年、2007 年)がなどある。
【石川竜一 舞踏公演&クロージングパーティ「石川竜一 舞踏」】
日時:12 月4 日(日)19:00 ~ 21:00
出演:石川竜一
参加費:500 円
写真家でもあり舞踏家でもある石川竜一氏による舞踏公演です。講演終了後にクロージングパーティを行います。
■展示スペースについて
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2011年8月にオープンした、アトリエ&イベントスペース「space tropical」。沖縄市コザの一番街商店街の一角にあり、現在はアーティストの吉濱翔が入居しています。制作の場としては勿論、ひと月に約2回のペースでイベントを行っており、今後も数多くのイベントを企画中。オルタナティブスペースとして美術・音楽・演劇など表現活動の場として大きなポテンシャルを秘めています。
このスペースの改装は、沖縄クリエイターズビレッジ(OCV)が推進する沖縄県事業「文化産業振興地域形成モデル事業(Okinawa ART PROJECT)」によって実現しました。「Okinawa ART PROJECT」では沖縄市コザ周辺の空き店舗のリノベーションを行い、アーティスト・クリエイターのスペースとして再利用を促進し、空き店舗の新しい展開モデルを提案しています。
沖縄クリエイタービレッジ 公式サイト http://www.oc-village.com/
Okinawa ART PROJECT ブログ http://okinawaartproject.blogspot.com/
■お問い合わせ
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E-mail:skgwt6v[at]gmail.com
電話番号:080-4299-4872
Twitter:@space_tropical
企画:介川貴晶