福岡・北九州を中心に活動するアーティスト鈴木淳氏の展覧会が、11月19日(土)から行われます。今回は展示では、2011年夏の沖縄で撮影された映像作品を見ることが出来ます。
鈴木淳氏は主に日常の一コマを切り取った短編の映像作品を2000年からを現在に至るまで約500点以上制作しています。簡単な編集のみでほとんど手を加えないその手法は近年の映像作品のベースともなっています。
詳しくは下記の展覧会情報をご覧下さい。
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鈴木 淳 / Atushi Suzuki
「大沖縄 / Big Okinawa」
2011 . 11 / 19(sat) - 12/ 4(sun)
OPEN → 14:00 - 19:00 水曜日休
国内外で活動する現代美術作家。
今回は沖縄で撮影された映像作品による展示会を行います。
*鈴木淳が北九州からちょとだけ来ますので、鈴木淳が見れます。
11月24日(木) 17時半前後の30分間の1時間の間に2~3分程ギャラリーへ来場!
「大沖縄/Big OKINAWA」
コザ、ゲート通りの奥、嘉手納基地第2ゲート近くの小さな公園で地球儀のモニュメントを見つけました。
その地球儀にある「沖縄本島」は、何故か、赤く塗られ大きく誇張され現わされています。
そのバランスの悪さのおかしさをじっと見ていると、私にとって初めての沖縄の街から受けた漠然としたその感覚が
「陽気さ」と「孤独」と「誇り」のないまぜであると気がつきました。
この映像作品は、那覇と豊見城とコザで、2011年7月24日と25日の夏の2日間に、私が記録した風景と人々の映像です。
ドキュメンタリー映像が長期間の撮影や撮影者と被撮影者の間の関係性の中で制作されていくのに対して、この映像作品は
短期間の撮影で被撮影者とも特別な関係を持たないという点では、ドキュメンタリー映像とは正反対の手法で撮られたものともいえます。
また、この映像作品が、いわゆるイメージビデオとは異なる「動いている写真」とも言える表現になればいいと思っています。
なお、この作品は、後日、シーンごとにバラバラに再編集され、「だけなんなん/so what?」シリーズとしてウェブサイトで公開される予定です。
鈴木淳 ウェブサイト
鈴木淳
1962年 福岡県北九州市生まれ(同地在住)
1987年 熊本大学理学部生物学科卒業
個展
2011年
それでも、世界は、まわってる/And So It Gose ギャラリーSOAP/北九州
2010年
いないない、ばああ 熊本大学五高記念館/熊本
だれもいない、ということもない Gallery YANYA/行橋・福岡
グループ展
2011年
JAPAN TODAY Museo Pino Pascali/バーリ・イタリア
Rebirth GION Hachimanyu リバース祇園・八万湯 祇園町商店街/北九州
WATAGATA Arts Festival 2011・Communicus-共に見る未来 福岡アジア美術館/福岡
見えない都市-地名の解剖学 Operation Table/北九州
写真新世紀東京展2011 東京都写真美術館/東京
2010年
ARITA-mobile~場所を紐解く方法論として~ 富右ェ門窯/有田・佐賀
へるんさんの秘めごと 熊本市現代美術館/熊本
ワークショッフ゜「旅を旅する、絵画教室」 福岡市美術館/福岡
Vdeozoom:Japan:Re-framing the Everyday Sala1/ローマ
パブリックコレクション
2008年 熊本市現代美術館
2002年 北九州市立美術館
受賞
2011年 キヤノン写真新世紀佳作(清水穣 選)
☆関連イベント
12月3日(土) 20:00~23:00 (19:30会場 *入場は無料ですが、ドリンク一杯の注文をお願いいたします)
那覇市壺屋のKIYOKO SAKATA studio にて「鈴木 淳ナイト★」を開催いたします。
過去の映像作品の上映&トークイベントを行います。
*詳細、場所等はGALLERY point-1ブログにて
(GALLERY point-1公式サイトより転載:http://gallery-point-1.com/)
-------------------Okinawa ART PROJECTでは、スタジオやレジデンスなど、沖縄市一番街周辺で、制作の拠点となるスペースを探している方を募集しております。興味のある方は、お気軽にご相談ください。
お問い合わせ
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E-mail:info@okinawa-art.jp
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